Food
フード研究会 Vol.15

「ごはんに合うおかず」を研究! ご飯がススムのはこれ!

今回は、昼間はIT系ベンチャー企業で働き、夜は趣味のグルメ分析に命をかけるグルメインテリジェンス《30代前半サラリーマン/アツシ》が新米を美味しくいただくためのチョイスを、個人的ベスト3でお伝えしよう。

What's フード研究会

池袋にあるサンシャインシティ、ショッピングからレジャーまでまるっと遊び尽くすのはもちろん、グルメの宝庫でもあり、どんなシチュエーションにもマッチするレストランが揃っています。私たちは、“夜”メニューを食べ尽くす「FOOD研究会」!

Share
Facebook Twitter LINEで送る Google+

硬めに炊いた米の甘みを引き立てる山椒の辛さ!

麻婆豆腐丼(¥950)

一年で、一番美味しいものが出回るのがそう…今、この季節である。旨いものは多々あるが、今回は「白米を旨く味わう!」をテーマに、サンシャインシティ内にいくつかある白米に合う私のお気に入りのものをご紹介していこう。

まず、自信を持って最初にレコメンドするのが『萬力屋』の麻婆豆腐丼だ。香辛料や中華のスパイスが香る麻婆豆腐だが、私的には辛いのが苦手な人もギリギリ食べられる旨味のある辛さである。ネギとひき肉、さらに搾菜、それぞれの食感が口の中でコラボレートし、豆豉のコク、豆板醤の辛さが好バランス。味わいがしっかりとしていて、それによりご飯の甘みも強く感じる。そして、とにかくごはんがよく進む。ご飯を少し硬めに焚いており、まさに麻婆豆腐と相性抜群だ。

この店、旨さのキーとなっているのは、いつ来ても味が安定しているところである。というのも、私のリサーチによると中華はどうも味がバラつき、作り手に左右される部分が多いのだが、この店の安定感はすごい。さらに、オーダーしてから出来上がるまで3分程度とタイムコストが良く、僕の「山椒強め」の注文にも柔軟にアセプトしてくれるのが嬉しい。

今回は白米にフォーカスしたが、青菜チャーハンも絶品。中華と合わせるのは紹興酒が定番だが、ここではホッピーを注文したい。高級中華ではなく、大衆中華ならではの雰囲気と味わいが楽しめるだろう。

スタッフのホスピタリティも◎。いつ行っても気持ちがいい店は、翌日の仕事のモチベーションを上げてくれる。

萬力屋

場所:アルパ3F
L.O:21:30

持ち帰りならここの麻婆豆腐!通うたびにお気に入りが増える確かな味わい。

成城石井自家製 四川山椒ピリ辛麻婆豆腐(¥459)・成城石井 白菜キムチ(徳用)500g(\699)

 

 

こちら成城石井は、私のニーズにいつもそっと寄り添ってくれる心の拠り所のような存在のお店である。お惣菜を良く購入するが、その味は本格的で、決して裏切られることはない。先ほども麻婆豆腐に熱弁を振るったように、麻婆には私なりに並々ならぬこだわりがある。ここの麻婆豆腐もまた味わい深い辛さが魅力。香り高い四川山椒を使用し四種類の中国伝統の醬を使用するこだわりに加え、多少の持ち歩きにも崩れない固めの豆腐のしっかり感も実に好み。大豆本来の甘みも感じる。

もう一点、いつもつい買って帰ってしまうのが私のお気に入り「白菜キムチ」。本場韓国のヨンヤン産の唐辛子と、20種類もの食材を使用したヤンニャムで白菜を漬け込み、旨味たっぷりなキムチに仕上がっており、他のキムチとは一味違うのだ。水々しくシャキシャキしており、白いご飯によく合うが、残ったタレをご飯に絡め、卵とサッと炒めてチャーハンにしても絶品。二度美味しいキムチだからこそ、いつも大パックを買って帰る。成城石井は味はもちろん、良質なものが多い。企業のこだわりやバイヤーの目の付け所の良さを感じる。確かな味と品質に見合う値段は、むしろ手頃であるとさえ思えるのだ。

さらにここで晩御飯を調達したくなる理由は、ビールの種類の豊富さ。定番はもちろん、国内クラフトビールや海外ビールは覗くたびに見たことがないものが入っていて、その日の気分や出会いで選べるのも楽しい。

美味しいものや珍しいビールを、屋外テラスで軽く味わえるのも実に使い勝手が良い。

サンシャインシティの成城石井、私のリサーチによると、外国人旅行客にも人気の店舗となっているようだ。確かにお土産に喜ばれるものも多く揃うので、次の海外出張はここで手土産を買っていこう。

成城石井

場所:アルパ1F

新米と麦飯の好相性。そして憎々しいほど旨い、厚めの牛たん。

牛たん焼 塩味セット(¥1,944)

お米に合うものといえば、やはり肉。いや、今回のお米に合うもの研究では、ついつい自身の好みに走って麻婆続きになり…「麻婆を研究!」の記事になってしまうところだったので、やはりごはんが旨いおかずの王道として肉を定食スタイルで頂くオススメ店を紹介しよう。

アルパ3Fにある「仙台牛たん 郷土料理 杜の都 太助」では、山形産のはえぬきを使用。はえぬきはお米の王様コシヒカリに負けない特Aランクを連続取得したこともあるトップクラスのお米だ。この「牛たん焼 塩味セット」では、そのブランド米を牛タン、とろろ、浅漬け、南蛮味噌漬け、さらに、うま煮で頂くことができる。お米には麦が入っていて、栄養価も高い。メインのタンは塩か味噌の味付けから選ぶことができ、肉本来の旨味をさっぱりと頂くなら塩、ごはんを腹一杯かき込みたい時や、お酒も嗜みたいときは味噌を選んでいる。備長炭100パーセントで焼き上げられたタンは、香り立つ香ばしさとサクサクとした厚みを感じる食感、溢れ出す肉汁がお米と交わり…しっかりと噛みたくなる。噛めば噛むほどにお米の甘みが増し、旨味が口の中を占領するのだ。

もう一つこの店で楽しみなのはの浅漬け。そして、ピリっと辛い南蛮もアクセントになり、もりもりとご飯がすすむのだが、ご飯だけでなく日本酒の品揃えもこの店に惹きつけられるポイントである。なんとこのお店では、都内ではなかなかお目にかかれない「十四代本丸秘伝玉返し」が存在しているのだ。さらに、滅多にお目にかかれず、空瓶すら売れるほど希少価値が高い焼酎「鬼兜」も置いている。一合で一升瓶が買えるのではないかと驚く価格で提供する店が多い中、山形所縁のしっかりとしたパイプがあるからこそ実現できるこの価格設定…リスペクトしてもしきれない!希少な酒を低価格で存分に振舞ってくれるその姿勢がカスタマーファーストなお店である。

このお店の店長が同世代で、とても気が合うのも気に入っている理由の一つ。美味しいものの先には、必ず心許せる温かい人がいるが、旨いものをいつも屈託ない笑顔で提供してくれる彼にもそれを感じている。

仙台牛たん 郷土料理 杜の都 太助

場所:アルパ3F
L.O:22:00

Reporter

アツシ
30代前半サラリーマン

お米にはコレ!というものは、みなさんそれぞれお持ちだろう。私はそれが麻婆豆腐だったのだが…是非、みなさんのお米の相方を聞いてみたいものだ。