Food
フード研究会 Vol. 20

「鍋料理」を研究!寒い寒いこの季節、温めてくれる鍋はこれ!

今回は、昼間はIT系ベンチャー企業で働き、夜は趣味のグルメ分析に命をかけるグルメインテリジェンス《30代前半サラリーマン/アツシ》が寒い夜も温めてくれる冬の定番「鍋料理」を研究しよう。

What's フード研究会

池袋にあるサンシャインシティ、ショッピングからレジャーまでまるっと遊び尽くすのはもちろん、グルメの宝庫でもあり、どんなシチュエーションにもマッチするレストランが揃っています。私たちは、“夜”メニューを食べ尽くす「FOOD研究会」。

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霜降りA5ランク牛の旨みを残すことなく存分に味わう

特選霜降り牛 しゃぶしゃぶ(¥5,200)

日毎に寒さが厳しくなり、本格的な冬の到来に「鍋」が恋しい季節となった。奇しくも私は鍋好きであり、鍋を美味しく食べることに余念のない鍋奉行である。今回は、そんな私が自信を持っておすすめする、サンシャインシティ絶品鍋を研究していこう。

まずは王道でありながら、シンプルだからこそ味つけが難しい「しゃぶしゃぶ」から。しゃぶしゃぶといえば日本料理の「つきじ植むら」さんだ。こちらでは特選のA5ランクのしゃぶしゃぶを一人前から堪能することができる。もちろん特筆すべきは、肉の質。見てわかるように、美しいサシが入っていて、食べる前から期待が高まる!そしてさっと出汁に通せば、口の中でとろける。シンプルに少しだけポン酢をつけて食べれば肉本来の旨み、そして脂の甘みが感じられる。さらに白菜や水菜、お豆腐などを煮込み、それらの旨みが全てインクルードされた鍋で茹でたうどんは、スープをお塩だけで整えていただくのが通の味わいだ。A5の肉の旨みがイニシアティブを取り、野菜はもちろん、シメのうどんまでも美味しくする。
しゃぶしゃぶとは出汁が薄味だけに、素材そのものの味わいや癖が前面に出てしまう。その辺りで言えば、素材にこだわるこのお店だからこそできる職人の技である。

さらにこちらでは、お店オリジナルの麦焼酎と日本酒をいただくことができる。どちらも良心的な価格が嬉しいのと食中酒として食事によく合うように作られているので、飲みやすさが料理の邪魔をしないのが魅力だ。

A5が重いという人や、いっぱい食べたいという人向けにはA3ランクのお肉の食べ放題もあるので、家族とでも会社仲間とでも楽しめるお店だ。

つきじ植むら

場所:アルパ3F
L.O:21:30

すき焼きだけど、牛じゃない!しかし、美味しければそれでいい。

黒豚すき焼きコース (¥2,880)

幼い頃、運動会の夜は「アツシ、頑張ったね」なんて母に言われながら、みんなですき焼きを囲んで食べたものだ。特別な日だから食べられる贅沢な大判の牛肉だった…。が、しかし、そんな美しい思い出が、本当に牛肉で正解だったのかわからなくなるほど美味しいのが、「鹿児島郷土料理 さつま翁」さんの「黒豚すき焼き」だ。

何度か研究した中で記したように、こちらの豚肉は鹿児島県産の六白黒豚を使用しており、肉そのものの旨みが強い。その豚肉ですき焼きを作るのだが、濃いめの割り下でも負けない肉なのだ。その豚肉を卵に絡めて食べる、これぞまさにベストプラクティス!しっかりと割り下の染みた豚肉が卵でマイルドになり、ご飯との相性もよし。さらに、いつもは芋焼酎を頂くところだが、今日はあえての日本酒を攻めてみようと思う。こちらもまたいい日本酒が揃っているが、「上喜元」は辛口のキリッとした味わいが甘めのすき焼きにマッチしそうだ。

九州は美味しいものが多いが、中でもここの黒豚は様々な食べ方で研究員を楽しませてくれるのが実に面白い。

こちらもシメはうどんだが、すべての旨みを含んだ割り下を吸いきった麺は、つまみにも良さそうだ。

鹿児島郷土料理 さつま翁

場所: アルパB1・味の小路
L.O:22:30

明太子だけでなく、アゴ出汁もつ鍋も味に自信あり!

もつ鍋 (¥1490)

鍋といえば絶対外せないのが、国内はもちろん、海外でも店舗展開している「博多もつ鍋 やまや」だ。ここは鍋はもちろんすべての料理のクオリティ、そしてお店のホスピタリティが高い人気店だ。まずは看板メニュー「できたて明太」(890円)で一杯飲むのがデフォ。この明太子は出来立てを毎日博多から冷凍せずに直送することで鮮度抜群、爽やかなゆずの風味とプチプチ感が堪能できる。

さぁ、本題。博多といえば“もつ鍋”。まず、醤油か味噌かを選択できるが、今日のチョイスは醤油だ。アゴと言われる九州ではポピュラーなトビウオを使った出汁は、香りが高くコクがある。そこにキャベツとニラ、ごぼうが入る。私はこちら以外で、ごぼうが入るのをお見かけしたことはない。国産の牛もつは質や大きさを厳選した小腸で、ぷりっぷりなのが売り。火を入れたら、出汁を野菜にかけながらしんなりするのをじっくり待つ。もつが透明になったら出来上がりだ。好みで一味や柚子胡椒をつけながらいただくのだが、これが絶品なのだ。一切の臭みがないもつは、柔らかくジューシー。アゴ出汁の効いているスープは、キャベツやニラの甘みをより一層引き立ててくれる。さらにスープはごぼうの出汁、にんにくがさらに味わいを深くする。

ここで飲むなら、同じ会社で作っている正春酒造の芋焼酎がおすすめ。中でも、甕熟成の逢初(あいそめ)はさっぱりとした口当たりながら、甕で寝かせたまろやかさがロックでも飲みやすい。あいそめの古酒を使ったハイボールもあるので、ぜひ訪れた際は飲んでみてはいかがだろうか。

ランチタイムには名物!明太子食べ放題もあり、待ち覚悟で訪れるべき名店だ。

博多もつ鍋 やまや

場所:アルパ3F
L.O:22:00

Reporter

アツシ
30代前半サラリーマン

冬といえば鍋、しかし今回紹介したこれらの名店は一年中食べたくなる美味しさ。暖冬と言われるこの冬も美味しく食べられるだろう。