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教えて!丸ちゃん館長!今回のテーマは「夜の水族館」。夜に色や模様が変化する魚や、夜行性の生き物をご紹介。また、水族館スタッフが夜の時間帯にどんなお仕事をしているかについてもお伺いしました。

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とってもやさしい笑顔が印象的な、海洋生物のエキスパート、サンシャイン水族館館長・丸山克志さん。親しみを込めて…丸ちゃん館長と呼ばせていただきます!今日はいろいろと面白いお話が聞けそうです。丸ちゃん館長、よろしくお願いします!

白砂かがやく圧巻のサンシャインラグーン水槽

“サンシャインラグーン”水槽

ダイバーがエサを手にすると、魚たちがどんどん集まってくるんです!巨大水槽の中で舞い踊る様々な魚たちを、いつまでも眺めていたくなるほど幻想的。

元気よく泳ぎ回る魚たちをよそに、岩陰にひっそりと身を隠しているのは海のギャングとも呼ばれる「ドクウツボ」。夜は活動的な半面日中あまり動かず、水族館ではダイバーから手渡しで餌をあげています。

オウムのくちばしのような口元が特徴の大型魚「アオブダイ」。夜になると口から粘膜を出し、無色透明の薄い膜で寝袋のように体を覆ってから眠ることで知られています。外敵から身を守る知恵ですね!

“チョウチョウウオの舞”水槽

たくさんのカラフルで小さな魚がよく見える場所♪丸ちゃん館長に教えていただくまで、私が眺めているのはサンシャインラグーン水槽の一部だと思っていました。実は、よーく目を凝らして見ると約150cmくらい奥のところにアクリル板の間仕切りがあり、ラグーン水槽とは別の水槽だったのです。ラグーン水槽を借景として活用することで、広く奥行きのある光景を楽しめるんですね。サンシャイン水族館にはこのように限られた空間を使って工夫された水槽がいたるところにあるんです。

カスミチョウチョウウオ(昼)

カスミチョウチョウウオ(夜)

チョウチョウウオの仲間のカスミチョウチョウウオは、夜になると敵に見つからないように体色を黒く変化させます。


タカサゴ(普段の様子)


タカサゴ(夜間の様子)

タカサゴ科の「タカサゴ」は、普段は写真のように明るい薄青色なのですが、興奮したり夜間になると赤色に変わるそう。同じ魚とは思えないほど色が違います!サンシャインラグーン水槽内で一番数が多く、群れとなって泳ぎ回り、水中パフォーマンスタイムの際にはダイバーが見えなくなるほどなんですよ?!

まだまだ続く、個性豊かな生き物たち。

“生命の海・東京湾”水槽

海水に生息するナマズの仲間「ゴンズイ」。まるで絵本『スイミー』のように幼魚の時は群れを作りますが、成魚になると夜行動することが多くなり、単独生活をします。

“生命の躍動”水槽

高速で泳ぐマイワシの群も、夜になるとスピードダウン!日中に来た時よりも、ゆっくりと泳いでいます。

美しい地球を守れ。「サンシャイン水族館 サンゴプロジェクト」

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サンシャイン水族館では、危機に瀕するサンゴ礁の再生に向けた保全活動を行っています。沖縄県恩納村のサンゴをお預かりし、水族館で展示・育成を行い、枝打ちしたサンゴを沖縄の海に還す「サンゴ返還プロジェクト」と、遺伝子型を確認したサンゴの受精卵によりサンゴを殖やす「サンゴ礁再生プロジェクト」が進行中です。

“サンゴ水槽”では太陽光に似せるため、朝、昼、晩とゆっくりと照明の明るさを調整したり、潮流を再現するなど、なるべく自然に近い生育環境を作るように工夫がなされています。

「サンゴプロジェクト」について詳しくはこちらから。

水槽清掃中のスタッフに遭遇!

人魚!?
いえいえ。潜水士の資格を持つ飼育スタッフさんです。月に3~4回、岩に付着した藻や苔などを細かく丁寧に除去していくのもスタッフのお仕事のひとつです。

ホースで魚やサンゴが傷つかないように、スタッフが考案したお手製の浮き

ちょっと豆知識があるだけで、夜の水族館をもっと楽しめますね。丸ちゃん館長、本日はお忙しい中ありがとうございました!

サンシャイン水族館

●営業時間・入場料金などくわしくはこちら